このブログでは、実際にお客様からいただいたご相談を元に、ぴったりのワインを見つけるお手伝いをしています。ワイン初心者の方から、ミシュラン星付きレストランのソムリエさんまで、幅広いリクエストにお応えしてきました。この記事が、あなたの理想のワイン選びの一助となれば幸いです。
今回のお客様からのご相談は、
「お寿司に合う日本ワインを教えてほしい」
というものでした。ご自宅でお寿司を楽しむ際に、相性の良い日本ワインをお探しとのこと。当店では、お魚の風味を引き立てる「白泡(スパークリング)、白ワイン、オレンジワイン」に絞ってご提案させていただきました。
シャリ酢をポイントにしたワイン選び
お寿司とワインの相性を考える際、特に「シャリ酢」の種類が重要なポイントとなります。今回、お客様がお使いになるのは「白酢」でしたので、シンプルにお魚の脂とお米の甘味を引き立てるワインをセレクトしました。

白酢のお寿司に合わせたワインはこちら
かわうちワイナリー リベル ブラン ピノグリ de Ya 2022
この白ワインは、低温発酵による吟醸香が感じられ、日本酒のようなニュアンスを持つ一本です。青い野菜の香りも特徴で、青魚から赤身まで幅広いネタにマッチします。冷やして楽しむのが基本ですが、意外にも「燗」で楽しむのもおすすめです。ぜひ一度試してみてください!
response errorかわうちワイナリー リベル オランジェ ピノグリ de Ho 2022
次にご提案するのは、北海道余市産のピノグリを使用したミネラル感豊かなオレンジワイン。ほのかな甘みがあり、特にウニ、カニ、いくらと抜群の相性を誇ります。赤シャリにもぴったりで、幅広い温度帯で楽しめます。また、醤油とのバランスも良く、万能な一品です。
response errorナタン葡萄酒醸造所 pilota2023 ~ピロタ~
最後にご紹介するのは、日本を代表する「甲州種」を使用したオレンジワインです。「和柑橘」の香りが特徴で、特に甘みのあるイカや炙りエンガワ、ホタテなど、旨味の強いネタにぴったり。和柑橘を絞る代わりに、このワインが香りと味わいのアクセントを加えてくれます。
response errorまとめ
今回ご提案した3本のワインは、シャリ酢やネタの塩加減に応じてそれぞれの味わいを引き立てるものばかりです。ぜひご参考にしていただき、お寿司とワインのマリアージュをお楽しみください。
次回もまた、素敵なワインのご提案でお会いしましょう!
補足※シャリ酢について
お寿司に使われる赤酢と白酢には、原材料や風味の違いがあり、寿司の味わいに大きな影響を与えます。
1. 赤酢
- 原材料: 酒粕が主原料で作られます。酒粕を長時間発酵・熟成させて作るため、濃い茶色や赤褐色をしています。
- 風味: 赤酢は、熟成によるコクや深みがあり、まろやかな甘みと豊かな旨味が特徴です。酢の酸味は比較的控えめで、甘みが強調されるため、風味がより豊かに感じられます。
- 用途: 高級寿司店で使われることが多く、特に濃い味の魚(マグロや赤身など)と相性が良いとされています。赤酢を使うシャリは、通常白酢に比べて色が少し濃く、寿司に重厚な風味を加えます。
2. 白酢
- 原材料: 一般的に米酢が主原料です。米や穀物を発酵させて作られ、白く透明に近い色をしています。
- 風味: 白酢は、すっきりとした酸味が特徴で、赤酢に比べるとクセが少なく、さわやかな風味です。香りが穏やかで、他の食材の風味を邪魔しないため、幅広い料理に使用されます。
- 用途: 白酢は、比較的軽い味わいの魚(白身魚や貝類)などに使われることが多く、普段の寿司店や家庭でもよく使用されます。
違いは?
- 赤酢はコクと甘みが強く、熟成された酒粕由来の豊かな風味が特徴。濃い味の魚と相性が良い。
- 白酢はさっぱりとした酸味があり、素材の風味を生かすことができる。軽い味のネタに合います。
それぞれの酢は、シャリとネタのバランスを考慮して使い分けられ、寿司の味わいに個性を加えています。


