以前、レストランで考案した料理を、日本の食材と日本ワインに合わせて、季節の風に寄り添う形でアレンジしてみました。
素材の声を聞きながら、今の季節に心地よく響く5品を、日本ワインとのペアリングとともにご紹介します。
① 里芋のグリルと味噌バター 山椒の香り
材料(2人分)
- 里芋…4個
- 味噌…小さじ2
- 無塩バター…10g
- 山椒粉…少々
- 塩…少々
作り方
- 里芋は皮ごと蒸してから皮をむき、縦半分に切る。
- フライパンで焼き色がつくまでグリル。
- 味噌とバターを混ぜてあえて、仕上げに山椒をふる。
ペアリングワイン
甲州のオレンジワイン。味噌の発酵香と山椒の余韻に、スキンコンタクトの複雑味が寄り添います。
② 鰆の幽庵焼き 柚子とローズマリーの香り
材料(2人分)
- 鰆(切り身)…2切れ
- 醤油・みりん・酒…各大さじ1
- 柚子果汁…小さじ1
- ローズマリー…1枝
- ニンニクスライス…2枚
作り方
- 鰆を調味液に30分漬け込む(柚子とローズマリー、ニンニク入り)。
- 魚焼きグリルまたはフライパンで焼く。(焦げないように注意)
- 焼き上がりに柚子皮を少量ふって完成。
ペアリングワイン
白ワインの樽熟タイプ。柚子とローズマリーの香りに、樽のニュアンスが調和。
③ 鶏モモと蓮根の赤ワイン煮込み 黒胡椒風味
材料(2人分)
- 鶏もも肉 一口大…200g
- 蓮根…100g
- 赤ワイン…100ml
- チキンコンソメスープ…200㏄
- 玉ねぎ くし切り…1/2個
- 黒胡椒…適量
- ローリエ…1枚
- バター…15g
- 塩…少々
作り方
- 鶏肉と玉ねぎをバターで炒め、赤ワインを入れ軽く煮込む。
- 蓮根は輪切りにして加え、コンソメスープ、ローリエを加え柔らかくなるまで煮る。
- 黒胡椒で仕上げる。
ペアリングワイン
マスカット・ベーリーA。果実味とスパイス感が煮込みの旨みと好相性。
④ さば味噌ポテトサラダ
材料(2人分)
- ジャガイモ…1個
- 鯖味噌缶…1缶
- 玉ねぎスライス…1/4個
- マヨネーズ…大さじ1杯
- フライドオニオン…一つまみ
作り方
- ジャガイモは柔らかく電子レンジで火を入れる。
- フライパンに鯖缶を開け、スライスした玉ねぎと一緒に炒め水分を飛ばす。
- ジャガイモ、鯖缶、マヨネーズを合え、冷やしたらフライドオニオンを乗せて完成。
ペアリングワイン
オレンジワイン または ロゼワイン。鯖味噌のコクに、主張しすぎず、でも存在感あるワインが合います。
⑤ 焼き柿と生ハムのサラダ 白味噌ドレッシング
材料(2人分)
- 柿…1個
- 生ハム…2枚
- ベビーリーフ…ひとつかみ
- 白味噌…小さじ1
- 酢・オイル…各小さじ2
作り方
- 柿は1㎝にうす切りし、フライパンで焼く。生ハムは食べやすくちぎる。
- 白味噌・酢・オイルを混ぜてドレッシングに。
- サラダを下に盛り、柿、生ハムを乗せ、ドレッシングをかけて完成。
ペアリングワイン
甲州のやや辛口。柿の甘みと味噌の旨みが、繊細な酸と調和。
もしこの5品の中に、気になる組み合わせがあれば、ぜひご自宅でも試してみてください。
次回は、季節の素材を使った冷菜とペアリングをご紹介予定です。


